つみたてNISA(積立NISA)とは何か?

ゼロから理解するNISA(ニーサ)そもそも、NISAとは何か?>つみたてNISA(積立NISA)とは何か?

つみたてNISAは、2018年よりスタートする、NISAの一種です。投資家(利用者)は通常のNISAかつみたてNISAかのどちらかを選択することができるようになります。
従来のNISAよりも年間の非課税枠は小さいのですが、非課税期間が4倍(20年)となるNISAです。

長期投資に適するつみたてNISA

つみたてNISAは積立投資専用のNISA口座です。

  1. 投資商品は長期投資に適した投資信託のみ
  2. 運用は毎月積み立て
  3. 年間の拠出限度額は40万円(通常NISAは120万)
  4. 非課税期間は最長20年(通常NISAは最長5年)

このようになっています。通常のNISAの詳細は「こちら」を見ていただくとして、制度設計自体が長期設計となっています。

 

投資家はつみたてNISAか通常NISAかを選択できる

理屈上は1年ごとに通常のNISAかつみたてNISAかを選択することができるようになっています。その場合は「口座種別変更届」の提出が必要になります。

両方の制度を併用することは許されていません。

 

長期投資に適した投資信託とは何か?

大きなポイントの一つはこれです。
つみたてNISAの口座で購入可能な投資信託は

  1. 信託報酬(運用経費)が一定以下
  2. 毎月分配型や特定のテーマ型のファンドは対象外

となっています。これは金融庁の強い意向があるようです。実際に金融庁長官の森氏は現在の投信業界の手数料体系は高すぎて長期投資向きじゃないと発言された経緯もあり、信託報酬が高いボッタくりファンドや毎月分配型ファンドを除外しています。

このことは私の考えとも合致しています。私もサイト内で「毎月分配型ファンドはダメ」や「投資信託は「コスト」を重視」で指摘しているようにボッタクリファンドはNISA口座はもちろん、通常の口座でも買うべきではないと考えています。

グッジョブ金融庁。

 

年間の非課税額や非課税期間が違う

年間の非課税額や非課税期間は通常のNISAと違っています。

  通常NISA 積立NISA
非課税額 120万円 40万円
非課税期間 5年 20年

 

非課税額自体はつみたてNISAの方が小さいものの非課税期間が長期であるため、非課税期間をフルで活用すれば、非課税総枠は積立NISAの方が大きくなります。

また、長期投資が非課税でできるということはその分、複利効果がプラスされるので、トータル的なメリットはさらにつみたてNISAの方が強くなるでしょう。

 

長期の資金計画なら積立NISAが強い

つみたてNISAは長期運用ができるのでどちらかというと、老後資金の運用などに適しています。一方で数年で使う予定の資金を運用するのであれば通常のNISAの方が適しているといえそうです。

ただ、老後資金(長期運用)で考えた場合にはiDeCo(個人型確定拠出年金)という別制度と比較するほうがよいように思います。実際のところ、働いている方(収入がある方)であれば個人型確定拠出年金の方が「掛け金が所得控除」という大きなメリットがあるので、こちらの方が制度的には有利になると考えられます。

 

個人型確定拠出年金と積立NISAの比較で積立NISAに向いている人

  1. 主婦の方(収入がない方)
  2. 長期運用はするが60歳より前にその資金を使いたい方
  3. NISAで運用はしたいけど、万が一の時はそのお金を取り崩す予定がある方

 

こうした方以外は、どちらかというと個人型確定拠出年金(iDeCo)の方が向いていそうです。iDeCoについては「個人型確定拠出年金の長所と短所、加入条件」の記事が参考になるかと思います。

 

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